【実例5選】中庭ウッドデッキで叶える上質な暮らし|後悔しない設計ポイントと費用相場
リビングの大きな窓を開けると、そこに広がるのは光と風の抜ける、もう一つの居場所。中庭にウッドデッキをつくると、暮らしにこんな景色が加わります。
「せっかく家を建てるなら、家族でくつろげる場所がほしい」「子どもを安心して遊ばせられる空間がほしい」。そんな思いから、中庭とウッドデッキの組み合わせに憧れる方は少なくありません。
一方で、「メンテナンスが大変そう」「費用はどのくらいかかるの?」といった不安もつきものです。
この記事では、中庭ウッドデッキのメリットとデメリット、素材の選び方、費用相場、後悔しないための設計ポイントを整理したうえで、プラスリッコが実際に手がけた平屋の実例5つをご紹介します。読み終える頃には、ご家族にとっての理想の中庭が、少しずつ形になっているはずです。
1. 中庭にウッドデッキをつくる魅力とは
中庭とウッドデッキは、それぞれ単体でも魅力的ですが、組み合わせることで暮らしの豊かさが大きく広がります。まずは、その魅力を具体的に見ていきましょう。
アウトドアリビングとして暮らしが広がる
中庭にウッドデッキを設けると、そこは「もう一つのリビング」として機能します。天気の良い日には外の空気を感じながら食事をしたり、コーヒーを片手にくつろいだり。室内では味わえない開放感が、日常に彩りを添えてくれます。
子どもの遊び場・家族の団らんの場になる
外からの視線を気にせず過ごせる中庭は、小さなお子様がいるご家庭にとって心強い存在です。建物に囲まれているため、お子様やペットが外に飛び出す心配がなく、安心して遊ばせられます。
キッチンやリビングから見守れる位置に配置すれば、家事をしながらでもお子様の様子を自然に感じられます。「目の届く範囲で自由に遊ばせたい」という子育て世代の願いを、中庭のウッドデッキは叶えてくれます。
室内と一体化して開放感が生まれる
中庭のウッドデッキは、室内の床とつなげることで視覚的な広がりを生み出します。窓を開け放てば内と外の境界が曖昧になり、実際の面積以上のゆとりを感じられます。
特に平屋との相性は抜群です。リビング・ダイニング・キッチンがワンフロアでつながる平屋に中庭を組み込むと、光と風がすみずみまで行き渡り、家全体が明るく心地よい空間になります。
2. 知っておきたい中庭ウッドデッキのデメリットと対策
魅力の多い中庭ウッドデッキですが、あらかじめ知っておきたい注意点もあります。デメリットを理解し、対策を講じることで、後悔のない家づくりにつながります。
メンテナンスの手間
ウッドデッキは屋外に設置されるため、雨風や紫外線の影響を受けます。特に天然木は、定期的な塗装や清掃といったお手入れが必要です。
ただし、これは素材選びである程度カバーできます。手間を抑えたい場合は、後述する人工木(樹脂木)を選ぶという選択肢もあります。ライフスタイルに合わせて検討しましょう。
日当たり・風通しへの配慮
中庭は建物に囲まれる構造上、設計によっては日当たりや風通しが悪くなることがあります。せっかくのウッドデッキも、じめじめした空間では快適に使えません。
対策としては、中庭の位置や大きさ、窓の配置を設計段階でしっかり検討することが大切です。プロと相談しながら、光と風がきちんと通る間取りを計画しましょう。
建築費用がプラスされる
当然ながら、中庭やウッドデッキを設けるには相応の建築費用がかかります。使用する素材や広さによって金額は変わってきます。
ただし、注文住宅であれば設計段階から中庭を前提に計画できるため、後付けよりも無駄なく費用を抑えられるケースが多くあります。予算とのバランスを見ながら、優先順位を整理していくことが大切です。
3. 素材で選ぶ中庭ウッドデッキ|天然木・人工木を比較
ウッドデッキの快適さや使い勝手は、素材選びで大きく変わります。大きく分けて「天然木」と「人工木」があり、それぞれに特徴があります。
天然木(ハードウッド・ソフトウッド)の特徴
天然木は、本物の木ならではの風合いと質感が最大の魅力です。年月を経るごとに味わいが増し、自然素材ならではの温もりを楽しめます。
天然木はさらに、耐久性の高い「ハードウッド」と、加工しやすく比較的安価な「ソフトウッド」に分かれます。ハードウッド(ウリンやイペなど)は非常に丈夫で長持ちしますが価格は高め。ソフトウッド(レッドシダーなど)は導入しやすい反面、定期的なメンテナンスが欠かせません。
人工木(樹脂木・木材樹脂複合)の特徴
人工木は、樹脂や木粉を原料としてつくられた素材です。腐りにくく、シロアリの心配も少ないため、メンテナンスの手間を大幅に減らせます。
色あせしにくく、ささくれもできにくいので、小さなお子様が裸足で歩いても安心です。天然木に比べると質感の面ではやや劣るものの、近年は本物の木に近い風合いの製品も増えています。
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項目 |
天然木(ハードウッド) |
天然木(ソフトウッド) |
人工木(樹脂木) |
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見た目・質感 |
◎ 本物の風合い |
○ 木の温もり |
△ やや人工的 |
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価格 |
△ 高め |
◎ 手頃 |
○ 中程度 |
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メンテナンス性 |
○ 塗装頻度は低め |
△ 定期塗装が必要 |
◎ ほぼ不要 |
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耐久性 |
◎ 非常に高い |
△ やや劣る |
○ 高い |
見た目の風合いを重視するなら天然木、手間のかからなさを重視するなら人工木、というのが選び方の基本的な目安です。ご家族の暮らし方に合わせて選びましょう。
4. 中庭ウッドデッキの費用相場と予算の考え方
広さ別のおおよその費用感
ウッドデッキの費用は、一般的に1㎡あたりの単価に面積を掛けて算出されます。素材や施工内容によって幅がありますが、目安としては1㎡あたり2万〜10万円程度とされることが多いようです。
たとえば10㎡(約6帖)のウッドデッキであれば、おおよそ20万〜100万円程度が一つの目安になります。ただし、これはあくまで一般的な相場であり、地面の状況や設計内容によって変動します。正確な金額は、施工会社に見積もりを依頼して確認することをおすすめします。
素材による建築費用の差
前述のとおり、素材によって価格は大きく異なります。ソフトウッドは比較的手頃ですが、ハードウッドや高品質な人工木は費用が高くなる傾向があります。
初期費用だけでなく、メンテナンスにかかる長期的な費用も含めて考えることが大切です。たとえば天然木は初期費用を抑えられても、定期的な塗装費用がかかります。一方、人工木は初期費用がやや高めでも、維持費を抑えられる場合があります。
注文住宅なら設計段階で組み込むのがおすすめ
中庭ウッドデッキを検討するなら、注文住宅で家全体の設計に組み込むのが理想的です。後付けのウッドデッキと違い、間取りや動線、日当たりまで一体で計画できるため、無駄がなく使い勝手も向上します。
プラスリッコのような平屋を得意とする住宅会社であれば、中庭を軸にした空間設計のノウハウを活かした提案が受けられます。予算と理想のバランスを取りながら、じっくり相談してみましょう。
5. 後悔しない中庭ウッドデッキの設計ポイント
室内の床とフラットにつなげる
室内の床とウッドデッキの高さをそろえてフラットにつなげると、視覚的な広がりが生まれ、室内外の一体感が格段に高まります。段差が少ないことで移動もスムーズになり、お子様や高齢のご家族にとっても安全です。
動線を意識した配置にする
中庭ウッドデッキは、どの部屋とつなげるかで使い勝手が大きく変わります。リビングだけでなく、ダイニングや玄関ポーチ、寝室とつなげると、暮らしの中での活用シーンが広がります。
出入り口を複数設ける「2WAY動線」にすると、来客時と家族用で使い分けができ、日々の出入りがぐっとスムーズになります。
目隠し・プライバシーへの配慮
中庭は建物に囲まれているため基本的にプライバシーは保たれますが、開口部の取り方によっては視線が抜けることもあります。ファサード壁や格子戸、植栽などを組み合わせると、光と風を取り込みながら視線だけをやわらかく遮れます。
メンテナンスしやすい素材・構造を選ぶ
長く快適に使うためには、掃除やお手入れのしやすさも重要です。人工芝を組み合わせれば芝刈りや水やりが不要になり、ブラッシング程度で美しい状態を保てます。水はけの良い構造にするなど、日々のお手入れが楽になる工夫を取り入れると安心です。
6. 【実例5選】おしゃれで使いやすい中庭ウッドデッキのデザイン
ここからは、プラスリッコが実際に手がけた中庭ウッドデッキの実例を5つご紹介します。それぞれ設計の狙いが異なるので、ご自身の理想に近いものを探してみてください。
実例1:子どもの遊び場にもBBQにも使える多目的ウッドデッキ

佐賀県鳥栖市、延床面積111.37㎡・敷地面積265.31㎡の平屋。
この事例のウッドデッキは、多目的に活躍する点が魅力です。ある時は子どもの遊び場に、ある時は休日のバーベキュースペースや夫婦の語らいの場に。開放感とプライベート感に満ちた特別なひとときを演出してくれます。
22帖の広々としたリビングは、屋根の形を利用した斜め天井を設け、横にも縦にも広がりのある空間に。玄関の大きく切り取られた窓からも中庭の景色が楽しめ、暮らしのあちこちで中庭とのつながりを感じられます。
「一つのウッドデッキをいろいろな用途で使いたい」というご家族にぴったりです。
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実例2:ウッドデッキと人工芝を組み合わせた異素材の中庭

福岡県、延床面積32.81坪の平屋。
16.7帖の広い中庭を、ウッドデッキと人工芝で贅沢に仕上げたのがこの事例です。段差のあるウッドデッキに腰を掛けたり、電動式のサンシェードを広げて雰囲気を変えたりと、多彩な過ごし方ができます。
コの字型の中庭は風通しがよく、外の景色も楽しめる設計。19.9帖の勾配天井のLDKには、上部の採光窓から光が降り注ぎます。ペットスペースも設けられ、家族の一員である愛犬とも心地よく暮らせる住まいです。
30坪台前半の平屋でも、中庭ウッドデッキが十分に成立することがわかる事例です。
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実例3:ウッドデッキとタイルデッキを組み合わせた中庭

久山町 くばらの杜Ⅱモデルハウス
福岡県糟屋郡久山町にあるプラスリッコの「久山町 くばらの杜Ⅱモデルハウス」。2026年1月にオープンした、約6年ぶりとなる平屋のモデルハウスです。
20帖の中庭は、ウッドデッキとタイルデッキを組み合わせた異素材使いが特徴。住まいにやさしい光と開放感を届けます。人工芝は芝刈りや水やりが不要で、お手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。
サンクンリビングと勾配天井のあるリビングは、中庭に面した大開口から季節ごとの光を楽しめる空間。ワークスペースやインナーガレージ、回遊動線、豊富な収納など、暮らしやすさも充実しています。実際に足を運んで体感していただけるので、中庭ウッドデッキのある暮らしをリアルに確かめたい方におすすめです。
▶ 久山町 くばらの杜Ⅱモデルハウス
実例4:外壁と揃えた黒のウッドデッキ|シックなコの字型中庭

佐賀県三養基郡、延床面積33.06坪・3LDK+中庭の平屋。
ダイニングからフラットにつながるウッドデッキが、この住まいの見どころです。色は外壁に合わせた黒で統一し、シックで引き締まった印象に。ウッドデッキは必ずしも木の色である必要はない、ということを教えてくれる事例です。
あわせて敷かれた人工芝は、定期的な芝刈りや水やりが不要。掃除や簡単なブラッシングだけで、きれいな状態を保てます。
格子戸を開けると中庭が現れる構成で、伸びやかな空間に光と風が抜けます。お子様やペットが外に出る心配がなく、安心して遊ばせられるのもコの字型中庭ならではの安心感です。約22帖の勾配天井のLDKは、中庭を中心としたコの字型の間取りにより、日中でも明るく過ごせます。
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実例5:寝室とつながる、こもり感のあるウッドデッキ|モデルハウス「アトリエ博多」

福岡市博多区にあるプラスリッコの常設モデルハウス「アトリエ博多」。
噴水や植栽が美しい広々とした中庭がリビングとつながり、「アウトドアリビング」の感覚で開放的なプライベート時間を過ごせます。プールを置いての水遊びや、テントを張って花火をしながらのキャンプ気分も。脱衣所・浴室にもつながっているため、思いきり遊べるのも魅力です。
設置されたウッドデッキは、開放的でありながら「こもり感」のある空間を演出。寝室と直接つながっているため、就寝前のくつろぎや朝のコーヒータイムなど、日常の中の心地よいひとときを増やしてくれます。
夜は中庭がライトアップされ、昼間とは違う表情に。実際に足を運んで体感していただける、中庭ウッドデッキのお手本のような空間です。
▶ 常設モデルハウス「アトリエ博多」
流行に左右されないデザインの考え方
5つの実例を見ていくと、広さも素材の色も、つながる部屋もそれぞれ異なることに気づきます。中庭ウッドデッキに「これが正解」という一つの形はありません。
デザインには流行もありますが、長く愛せる空間にするには、流行り廃りに左右されない普遍的な魅力を大切にしたいところです。シンプルで自然素材の風合いを活かしたデザインは、時代を問わず美しさを保ちます。奇抜さを追うよりも、家全体との調和や、家族の暮らし方に合った実用性を優先することが、結果的に「長く飽きのこない中庭」につながります。
7. 中庭ウッドデッキを長くきれいに使うコツ
日常のお手入れ
定期メンテナンスのポイント
天然木の場合は、1〜2年に一度を目安に保護塗料を塗り直すと、色あせや劣化を防げます。人工木の場合は塗装は不要ですが、それでも定期的に汚れを洗い流すことで、美しい状態を保てます。
年に一度は、床材のひび割れやぐらつき、金具のゆるみなどをチェックしておくと安心です。早めに気づいて対処することで、大きな補修を防げます。なお、プラスリッコでは建物初期保証20年をはじめとする長期保証を用意しており、建てた後も安心して暮らしていただけます。
8. まとめ|中庭ウッドデッキのある暮らしを叶えるために
中庭にウッドデッキをつくることは、単に見た目を整えるだけでなく、家族の時間を豊かにし、暮らしそのものを広げてくれます。
大切なのは、メリットとデメリットの両方を理解したうえで、ご家族の暮らし方に合った素材・設計を選ぶこと。そして、日当たりや動線、メンテナンス性まで含めて、家全体と一体で計画することです。今回ご紹介した5つの実例のように、広さも色も動線も、正解は一つではありません。
プラスリッコは、福岡・佐賀エリアで中庭を軸にした平屋づくりを手がけています。実際の暮らしを体感できる常設モデルハウス「アトリエ博多」では、中庭とウッドデッキのある暮らしをその目で確かめていただけます。
「わが家にはどんな中庭が似合うだろう」。そんな思いが芽生えたら、ぜひ一度ご来場ください。理想の暮らしを、一緒に描いていきましょう。
そのほかの事例は建築事例一覧から、中庭のある平屋の魅力については中庭付き注文住宅の暮らしのページからご覧いただけます。





