【事例付き】中庭を囲むロの字の平屋特集!建築費用や魅力に迫る
「外から見ると閉じているのに、なかに入ると驚くほど開放的」——ロの字の平屋には、そんな独特の気持ちよさがあります。
近年、福岡でも中庭を囲む平屋の人気が高まっていますが、その中でも完全プライベートな空間を実現できる「ロの字」は、子育て世代を中心に特に注目を集めている間取りです。
道路から目隠しされた中庭で子どもが安心して遊べる。夜はカーテンを閉めずに、窓越しにライトアップされた植栽を眺めながらくつろぐ。そんな暮らしのイメージが、多くの方を惹きつけています。
ただ、「ロの字は建築費用がかかる」「排水が大変そう」「土地が広くないといけない」という声もよく聞きます。この記事では、ロの字の平屋の魅力とデメリットを正直に整理しながら、建築費用の目安やプラスリッコの施工事例まで、具体的にお伝えします。
1. ロの字の平屋とは?中庭を「完全に囲む」間取りの基本

筑後市:T様邸
中庭の4面すべてを建物が囲む構造
ロの字の平屋とは、建物が中庭の四方をすべて囲む間取りのことです。家の中心に中庭を置き、リビング・寝室・水回りなどの居室をその周囲に配置します。外から中庭が直接見えないため、プライバシーが完全に守られるのが最大の特徴です。
一般的に中庭の面積は10〜25帖程度のケースが多く、この中庭をどう活用するかによって暮らしのかたちが大きく変わります。テーブルと椅子を置いてティータイムの場にするご家庭もあれば、子どもの遊び場として使うご家庭、噴水や植栽を設けて視覚的な癒しの空間にするご家庭もあります。
コの字・L字の中庭住宅との違いを整理する
中庭のある平屋の間取りはロの字だけではありません。大きく分けて「ロの字」「コの字」「L字」の3タイプがあり、それぞれプライバシーの確保度合いや開放感、建築費用が異なります。
コの字は建物で中庭の3面を囲み、1面が外部に開いている形状です。外部とのつながりがある分、庭を広く使いやすく、ガーデニングや家庭菜園向きでもあります。ただし開放部の向きによっては外からの視線が入るため、目隠しフェンスを組み合わせることが多くなります。
L字は2面が建物に囲まれた形状で、もっとも開放的ですが、プライバシーの確保はさらに工夫が必要になります。
ロの字はこの3タイプの中で最もプライバシー性が高く、完全に囲まれた「自分たちだけの庭」をつくれる一方、建築費用も最も高くなりやすい間取りです。
2. ロの字の平屋が選ばれる理由—暮らしを変える5つの魅力
福津市:D様邸外からの視線がゼロ。完全なプライベート空間が生まれる
ロの字の最大の魅力は、中庭が外部から完全に遮断されることです。建物の4面がすべて壁になるため、隣家や道路からの視線がまったく届きません。
これが暮らしに与える変化は大きいです。中庭に面した窓をカーテンなしで全開にしても気になりません。朝のコーヒーを外で飲んでも、パジャマのままで過ごしても誰にも見えません。住宅密集地や隣家との距離が近い土地でも、開放的な暮らしを実現できる点は、コの字やL字にはない強みです。
子どもやペットが安心して遊べる、囲われた庭
開口部がないロの字の中庭は、子どもが遊んでいても道路に飛び出す心配がありません。自転車の練習をさせたり、プールを出して水遊びをしたり。そうした日常のシーンで親御さんが安心して見守れる空間になります。
ペットを飼っているご家庭にとっても、フェンス管理に神経を使わなくていい点は大きな安心感です。家のどの部屋からも中庭が見渡せる間取りにすれば、家族全員が自然と目配りできる環境が生まれます。
光と風が家の中心に届く
平屋は2階建てと比べて、家の中心部まで自然光が届きにくくなりがちです。しかしロの字の間取りにすれば、中庭を囲む全居室に光と風が届きます。中庭に面した窓を設けることで、採光と通風が一気に改善されます。
特に日当たりの良くない北向きの土地や、周囲を建物に囲まれた土地でも、中庭さえ確保できれば明るい室内環境をつくることができます。
セカンドリビングとして使えるアウトドア空間
ロの字の中庭は、単なる「庭」ではなく「もう一つのリビング」として活用できる点が魅力です。外部の視線を気にしなくていいため、テーブルや椅子、ウッドデッキを置いてリビングの延長空間にしたり、バーベキューを楽しんだりと、使い方の幅が広がります。
夜はライトアップされた植栽や噴水を眺めながらゆっくり過ごす——そんな暮らし方も、ロの字だからこそ日常として成立します。
家族の気配が自然に伝わる間取り設計になりやすい
中庭を中心に居室を配置するロの字の間取りは、家族が自然に顔を合わせやすい動線になりやすい特徴があります。玄関からLDKを経由して各部屋へ移動する設計にすることで、帰宅時に必ずリビングを通る動線が生まれ、家族の対話が自然に増えていきます。
子どもが成長しても家族がバラバラになりにくい、コミュニケーションが生まれやすい間取りとして、子育て世代から支持されている理由のひとつです。
3. ロの字の平屋を建てる前に知っておきたいこと—デメリットと向き合い方

福岡県小郡市:I様邸
魅力が多い一方で、ロの字の平屋には設計・建築上の難しさもあります。事前に理解しておくことで、後悔のない家づくりができます。
建築費用が上がりやすい理由
ロの字の平屋は、3タイプの中で最も建築費用がかかる形状とされています。外壁の面積が増えること、屋根形状が複雑になること、中庭を確保するために必要な土地面積が大きくなることなど、こうした要素が重なって、建築費用は同規模のシンプルな平屋より高くなりやすい傾向があります。
設計の工夫で建築費用を抑えることはできますが、「できるだけ費用を抑えたいが、完全プライベートな中庭もほしい」という場合は、コの字との比較検討も視野に入れてみてください。
排水と湿気のケア
4面を建物に囲まれたロの字の中庭は、雨水が外部に自然排水されない構造になります。排水溝の設置と適切な勾配付けが設計段階から必要です。また湿気がこもりやすい環境でもあるため、植栽の選定や床材のメンテナンスも定期的に行うことが大切になります。
ゲリラ豪雨のような急激な降雨でも水が溢れないよう、排水設備の容量と設置位置は建築会社としっかり確認しておきましょう。
間取りの自由度が制限されやすい
中庭を中心に建物を配置するロの字の間取りは、各部屋の形状や大きさに制限が生まれやすい面があります。コの字と比べると動線が長くなるケースもあり、「行き止まり」が多い間取りになってしまうと生活のしにくさにつながります。
回遊動線(家の中をぐるりと一周できる動線)を意識した間取り設計が、ポイントになります。
施工実績が少ない会社では難しいケースも
ロの字の平屋は技術的な難易度が高く、施工実績の少ない会社では対応できないケースもあります。排水工事、屋根形状、耐震設計——いずれも通常の平屋より複雑な対応が必要になるため、中庭付き平屋の施工実績が豊富な会社を選ぶことが重要です。
4. ロの字の平屋の建築費用の目安
福岡県遠賀郡:N様邸坪単価の相場感
ロの字の平屋の建築費用は、仕様や設備のグレード、土地の条件、施工会社によって大きく異なります。一般的に、中庭付き平屋の建築費用はシンプルな形状の平屋よりも1〜2割程度高くなる傾向があります。坪単価の目安は施工会社やエリアによって異なるため、概算の把握には個別の見積もりが必要です。
※建築費用は土地の形状・地盤状況・使用する設備・仕上げ材などによって大きく変動します。あくまで参考値として捉えていただき、詳細はお問い合わせの上でご確認ください。
費用が上がりやすいポイント
ロの字の平屋で建築費用が上がりやすいのは、主に次の3点です。
まず外壁量の増加。4面を囲む構造上、外壁・窓の数が増え、それに伴う材料費・工事費が増えます。
次に排水工事。中庭の排水設備(排水溝・勾配・配管)は、通常の庭とは異なる設計が必要になります。
そして土地面積。中庭を確保できる十分な広さが必要になるため、土地選びの段階から考慮が必要です。
設計段階でこれらのポイントを把握しておくことで、こだわりの優先順位を明確にしながら予算を組みやすくなります。
5. プラスリッコのロの字平屋の施工事例
プラスリッコはこれまで数多くのロの字の平屋を手がけてきました。ここでは実際の施工事例とモデルハウスを通じて、どのような暮らしが実現できるのかをご紹介します。
事例1|ナチュラルで和モダンな平屋——K様邸(佐賀県 / 延床29.8坪)

佐賀県:K様邸
佐賀県に建てたK様邸は、延床面積29.8坪(約98㎡)のロの字型平屋です。「ナチュラル」と「和モダン」を融合したデザインで、勾配天井のリビングと南向きの大きな窓が特徴的な明るい住まいです。
リビングから中庭が一望できる間取りで、お子さまが中庭で遊ぶ様子をキッチンや居室から見守れる安心感があります。小上がりの畳コーナーはリビングの一角に自然に溶け込み、フラットカウンターのペニンシュラキッチンはLDKとの一体感を生み出しています。ランドリールームにはガス乾燥機「乾太くん」も完備し、家事動線にもこだわった住まいです。
「家のどこにいても家族のぬくもりを感じられる」というコンセプトどおり、中庭からの日差しが玄関からリビングまで届く、光に満ちた平屋に仕上がっています。
※詳細はプラスリッコ建築事例ページをご覧ください。
https://www.plus-ricco.com/works/detail?id=1155
事例2|スタイリッシュに和の雰囲気を取り入れた平屋——Y様邸(福岡県嘉麻市 / 3LDK)

福岡県嘉麻市:Y様邸
福岡県嘉麻市のY様邸は、19.2帖の中庭を中心にロの字型で設計された3LDKの平屋です。個性的な屋根のフォルムが存在感を放つスタイリッシュな外観と、和の雰囲気を取り入れた内装が調和しています。
中庭は全方向を壁で囲まれているため、外部からの視線を完全に遮断。20帖の広々としたLDKには高さ2.4mの大きな窓を設け、カーテン不要で常に開放的な光と景色を楽しめます。最も高い天井高は3.6mに達し、平屋とは思えない開放感があります。
6帖の和室は襖を開けば中庭を一望できる設計で、リビングを通らずに直接アクセスできるため、急な来客の際もプライベートを保ちやすいのが特徴です。リビング一角のワークスペースや畳スペースなど、暮らしの多様なシーンに対応した間取りが魅力です。
※詳細はプラスリッコ建築事例ページをご覧ください。
https://www.plus-ricco.com/works/detail?id=601
事例3|常設モデルハウス「アトリエ博多」—中庭を軸に設計された暮らしの体感スペース

アトリエ博多:博多区東雲町
福岡市博多区に構えるプラスリッコの常設モデルハウス「アトリエ博多」は、中庭を軸に空間設計したロの字型平屋の考え方を実際に体感できる場所です。
中庭には噴水と植栽を設け、昼は自然光が降り注ぎ、夜はライトアップによって幻想的な空間に変わります。リビングに設けた大きな窓からは、まるで絵画のように中庭が映し出されます。堀床リビング(段差20cmの掘り下げたリビング)は、ソファに座りながら中庭の空を眺めるような、ゆったりとした開放感を生み出しています。
中庭に面した寝室・脱衣所・浴室まで、居室のあらゆるシーンで中庭との視覚的なつながりが感じられる間取り設計です。ウッドデッキからは寝室へ直接出入りでき、就寝前のひとときや朝の時間をアウトドアで過ごすこともできます。
2階のアトリエスペースには、床・壁・外壁の実物サンプルや打ち合わせスペース、キッズスペースも完備。「どんな家になるか」を言葉だけでなく五感で確認しながら家づくりを進めていただけます。
※アトリエ博多:〒812-0065 福岡市博多区東雲町2丁目2-11(西鉄バス「しののめ町」バス停より徒歩1分)
https://www.plus-ricco.com/atelier/detail?id=514
6. ロの字の平屋を成功させる間取りの考え方
生活動線を中庭に依存させない設計にする
「中庭を通れば近道だけど、雨の日は使えない」——こうした動線設計は、暮らし始めてから後悔につながりやすいポイントです。中庭を通らなくても日常の動きが完結するよう、室内の動線を優先した間取り設計が基本になります。
水回りをまとめてキッチン近くに配置するなど、家事動線をコンパクトに整えることで、日常のストレスを減らしながら中庭を「プラスアルファの豊かさ」として楽しめる空間にできます。
中庭の向きと部屋の配置を連動させる
ロの字の中庭は、どの方角に配置するかで採光の質が変わります。リビングや子ども部屋など、日中に使う部屋を南側に配置し、中庭からの光が届くよう設計することで、室内の明るさが大きく改善されます。
また、中庭に面した居室の窓をどう配置するかによって、プライバシーの守られ方も変わります。各部屋から中庭は見えるが、隣室からは見えないといった視線の設計も、間取りの工夫で実現できます。
素材・排水・採光は設計段階から決める
ロの字の中庭に使う床材は、水はけのよいタイルやコンクリートが適しています。植栽を入れる場合は土の管理が必要になるため、手入れの手間も含めて検討しておくと安心です。排水勾配の設計は竣工後に変更することが難しいため、施工前の段階でしっかり確認しておくことが大切です。
採光については、屋根の形状を工夫することで中庭に光を効率よく導くことができます。設計士と十分に相談しながら、中庭の使い方に合った仕様を決めていくことが、完成後の満足度に直結します。
ロの字の平屋の間取り例
リビングと中庭を大きな開口部でつなぎ、内と外が一体となった開放的な空間をつくりながら、室内だけで生活動線が完結する回遊プランをご提案しています。家族構成やライフスタイルに合わせて、和室やワークスペース、ファミリークローゼットなどを柔軟に組み込めるのも、完全自由設計ならではの強みです。

7. まとめ|ロの字の平屋に興味をもったら、まず体感してみませんか?
ロの字の平屋の魅力は、文章や写真だけでは伝わりきらない部分が大きいです。「中庭から空が見える感覚」「堀床リビングから窓越しに中庭を眺める視点」「夜のライトアップの雰囲気」——こうした体感は、実際にその空間に立ってはじめてリアルに伝わるものです。
プラスリッコの常設モデルハウス「アトリエ博多」では、中庭のある平屋の暮らしを実際に体感していただきながら、間取りや素材・設備の打ち合わせも進めることができます。キッズスペースも完備していますので、お子さま連れのご家族でも安心してご来場ください。
「ロの字がいいのか、コの字がいいのか迷っている」「土地はあるが、どんな間取りが合うかわからない」——そんな段階でも、ぜひ一度足を運んでみてください。暮らしのイメージが、きっとより具体的になるはずです。
アトリエ博多への来場予約はこちら
https://www.plus-ricco.com/reserve/

